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WTT 2021年展望(プラス追記 2・3)

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2021/01/13 WTT 概要解説

1
年明けからようやく2021年の
WTTシリーズの情報がある程度開示された
3月の中東HUBはカタールでの2大会のみ
オマーンは主催から外れたわけだ
一度は掲載されていた中国HUBと欧州HUBは
削除されたままで 日程どころか開催自体が不明に後退した
2
WTTは大風呂敷を広げたが
コロナ禍が大きな不安要因とはいえ
東京五輪後に収束したとしても
立候補する協会は十分に集まらないだろう
ジュニアはユースとしてシニアとは別建てのようだが
シニア以上に引き受け手は少なく
ツアーを維持できないだろう
3
WTTは各国の卓球協会と協調するつもりはさらさらなく
勝手にビジネス化を推進している
たぶん利益の取り分を大きくしたいのかもしれない
しかし 経費増が明らかで利益化できるかは怪しい大会を
どこの国の協会が引き受けるのだろう
WTT初の公式大会前で すでに風前の灯火
4
新ランキングが毎週の発表に変更されたのは
大会が毎週のように組まれる想定だからだ
実際の運営が月1回の大会すら開催できないのでは
企画倒れに終わるだろう
それよりも 各選手のポイント詳細が現状は公表されず
透明性が担保されていないのは大きな問題
5
新しいポイント配分は
規模の大きい上位カテゴリーと下位カテゴリーと
どちらも勝ち進まないと高ポイントを獲得できない
さらに 各カテゴリーのエントリー方式が複雑化した
正直なところ実際に運営されてみないと要領を得ない部分が多い
6
自分の理解では
グランドスマッシュズ・カップファイナルズ・
チャンピオンズの上位カテゴリーと
下位カテゴリーのスターコンテンダーズ・
コンテンダーズとはある種断絶していて
世界ランク20位までの選手は上位カテゴリーに出場して
下位カテゴリーにはスター4選手枠・コンテンダー2選手枠のみ
7
21位以下の選手は下位カテゴリー出場に加えて
29位まではグランドスマッシュとチャンピオンズ
50位まではグランドスマッシュにもシードされるが
国枠制限があるので出場できるかはエントリー状況による
年間でどれほど出場できるかは国によってばらつきそうだ
8
トップ20のPDR制限枠とともに
PDR以外の国枠制限スター6選手・コンテンダー4選手があり
従来のような自主参加での出場がどの程度可能か
日本女子では 国際ツアー主戦のミキハウス勢や
ランクが下位ながら経験を積みたい年少選手らが
十分な出場機会を得られるのかが非常に懸念される
9
ワイルドカードは主催者の裁量で出場させられる枠だが
従来のように主催国の選手に限定されるのではなく
他国の選手にも使えるようだ
またWTTノミネーションというWTT枠もある
これらは金銭等で引き換える余地があると考えられる
10
下位カテゴリーにランク上位選手の出場を制限するのは
ランク下位選手の活躍のために合理的だが
一方で スター4枠・コンテンダー2枠で
ランク上位選手が出場可能なのは
人気選手を出場させたい興行面の配慮だろう
11
さらにワイルドカードは人気選手のほかに
スポンサーや協会が所属選手をねじこむ余地を残したと考えられる
ここまでくると 競技大会よりは興行というべきで
WTTツアーは卓球界を歪める可能性が高い
公平・公正を担保できていないシステムは信頼されず
長つづきしないだろう
12
現時点で確率が高い推測は
どのカテゴリーも大会数が規定近く開催されないと
出場人数のランク制限と国枠制限があるので
多くの選手が十分なエントリーができずにポイントが獲得できず
ランキング制度がガタガタになる惧れがある
上位・下位カテゴリーとも最低8大会は必要だろう
13
今年前半はまだカタール2大会のみの確定
コロナ禍が収束したとしても東京五輪後
十分な数の大会が確保できるとは思えない
現在の進行状況では
2021年を通してWTTツアー運営はスカスカで終わり
新ランキング制度は機能しないと予想する
14
設立から中国首脳Liu GuoliangがWTT首脳も兼務した時点で
公正・公平が不透明だったが
エントリールールにおけるワイルドカードの存在が
さらに信頼度を低下させた
各国の協会・選手からは不明朗なエントリーの不満が噴出するだろう
15
公正・公平の観念の希薄なWTT首脳に主導権を渡して
WTTツアー運営が今年で頓挫したことに対して
ITTF会長ThomasWeikertが引責辞任する事態になると予想している
2022年には従来のワールドツアーに近い形に再編成され
エントリールールが大幅改善されるだろう


以上 2021/02/24

追記 1 2021/02/25
上記をUPしている間にユースシリーズの日程が公表された
これだけ充実したカテゴリーがすべて実現すれば
卓球界にとって素晴らしいことだ
赤字が必至に見える主催者側は
卓球界への貢献以外に得るものがあるのかどうか
シリーズの性格は選手が渡り歩くツアーよりは

地域の選手たちが参加する育成大会に見える
海外遠征費を使ってまで参加する必要が日本選手にあるのか
獲得ポイントがシニアランクに合算できるならば
シニアに国枠制限で出場できない年少日本選手が
海外遠征する意味もあるが。
ともあれ このユースツアーが円滑に運営されることを祈る

ユースシリーズ日程 記事

追記 2 2021/04/21
スティーブ・デイントンとマット・パウンドという
卓球界の実績もないふたりが実権をもてたのは
背後に中華資本がいて
トーマス・バイカート会長に相当の便宜を供与したか
弱みを握ったかのどちらかと推測している

2021/04/21 卓球王国 記事
「彼らはお金儲けしか考えてなくて、普及、発展を考えていない」
宮﨑本部長が怒りのインタビュー

追記3 2021/04/22
コロナ禍があるとはいえ
東京五輪後の1年間で
グランドスマッシュを引き受ける協会が4か国は現われず
WTTは撤退せざるを得ないだろう
その前に辞任すれば卓球界が救われるのは確かだが

2021/04/22 卓球王国 記事
「卓球界が潰される」。宮崎氏の批判に答えるITTFのデイントンCEO。
「WTTは新しいビジネスモデルを作ろうとしている」
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2021-04-22 17:00 : 卓球・長文 : コメント : 0 :
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