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世界ランク 10月 凍結中

1位 CHEN Meng
戦型は王道ドライブ型
2018年あたりにコーチがMA Linに代わってから
それまでの力任せの一本調子から
緩急を考えて回転を変える頭脳派へ変身してきた
早田ひなが目標とすべき選手か
ただし脆さもあって 絶対的な強さではない
伊藤美誠によると CHENの打球は特に重いらしい

2位 伊藤美誠
戦型は前陣速攻
日本女子に多いバック面表ソフトの異質前陣速攻の最高峰
安藤みなみや木原美悠が引き気味に変わってきたのを見ても
前陣を維持するのは難しいのだろう
特に世界上位に対しては高い身体能力を求められ
伊藤はそれに応えてきた

3位 SUN Yingsha
戦型はドライブ型
SUNはスイングがコンパクトで球を引きつけて打てるので
その分前めで位置取りができ 高速卓球に対応できる
たぶんスナップを利かせるので
打球が見た目よりも速く来て
相手はカウンター気味に差しこまれる

4位 LIU Shiwen
戦型は前陣速攻
日本女子に多い異質型ではない裏裏前陣速攻
ハリケーン平野の最終目標ともいえたが
身体能力の高さが要求されるので
いまの年齢まで維持してきたのは凄い
あとはLIUの回復次第
スマッシュ系の伊藤との頂上決戦では
ドライブ系の不利がある

5位 WANG Manyu
戦型はドライブ型
スイングの大きい王道派から
東京五輪模擬大会では
フォアもバックも高い位置から打ちおろす、
かなり前陣で頑張る攻撃スタイルへ変身
SUN Yingshaとも互角の戦いができた
ふたたび伊藤美誠の強力なライバルになるのは確か
LIU Shiwen次第で 棚ぼた五輪出場も
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2020-10-30 12:00 : 世界ランキング : コメント : 0 :

天才・伊藤美誠論 16 中国攻略計画

①現状

②淡泊

③ラリー

④サーブ

⑤結び

1/22
2020年7月時点の現在地 ITTF参照
伊藤美誠 vs 中国TOP6 vs 日本女子
(0-4)CHEN Meng(42-4)
(1-5)SUN Yingsha(35-4)
(2-1)LIU Shiwen(62-4)
(2-8)WANG Manyu(33-3)
(4-11)DING Ning(75-9)
(2-3)ZHU Yuling(72-8)

伊藤美誠 vs 中国第2集団 vs 日本女子
(1-3)WANG Yidi(20-6)
(1-4)CHEN Xingtong(35-7)
(0-5)HE Zhuojia(18-2)
(3-1)QIAN Tianyi(28-5)
(4-3)GU Yuting(36-8)
(1-0)ZHANG Rui(13-6)
ITTF参照

2/22
中国女子主力のなかで未勝利はCHENとHEだけ
そして 現在の力関係はちょうどランク順といえる
かなり優位
伊藤>>DING Ning・ZHU Yuling
やや優位
伊藤>LIU Shiwen・WANG Manyu
ほぼ互角
伊藤≒CHEN Meng・SUN Yingsha

3/22
①淡泊
14・5歳で年間100試合以上をこなしていたときの伊藤は
とんでもない格下相手にでもコテンと負けることがあったが
非中国選手への敗戦自体がなくなったいまは
中国女子に対してのみ
伊藤は諦めの早さがときに顔をだす
負けるとわかっていて頑張るのはつらいものだ

4/22
敗勢の今回は諦めて 練習を積んで
次回に挽回するというやり方もあるだろう
実際にDING NingにドイツOPであっさり負けてもカタールOPで勝っている
カタールOPであっさり負けたCHEN Mengにも次は勝つ可能性もある
その方策は合理的ともいえるが
次回がある通常のツアーはそれでよいとして

5/22
懸念されるのは最大目標の五輪ではどうか
今回は負けそうだから次のパリでやり直そうとはなるまい
五輪の伊藤は敗勢になっても諦めずに死ぬ気で戦うに違いない
しかし 心は簡単に切り替えられても 肉体はどうか
からだは正直で 通常は諦めている場面で限界突破できるのかどうか

6/22
通常から敗勢のときでも一生懸命にからだを動かしていないと
大試合のときだけ突然動かせるわけではあるまい
大逆転は日頃から全力を尽くしている選手に訪れる幸運であって
大試合だけ特別に頑張ろうとする選手には
卓球の神様もそれなりの小さな運を恵むだけではないか

伊藤美誠の敗戦に関しての総合的な考察はblog記事
2017/11/18 みまの負け方 その1~6

7/22
②ラリー
前がかりの速攻が炸裂すれば中国女子も圧倒できることは
2018年のスウェーデンOPで証明した
以来 中国全体が伊藤のミドルに球を集めて
バック対バックのラリーを徹底した
このバック面表ソフトの異質型への伝統的な攻略法が
伊藤にも効いて2019年前半までは苦しめられた

8/22
9月にひと月ほどの空白期間があり 復帰したときには
懸案だったバックが高い打球点から押しこめるようになって
バック対バックのラリーが互角にできるようになった
また フットワーク主体の基礎強化から
左右への動きが素早くなり フォアの主にスマッシュ系が安定した

9/22
2019年のスウェーデンOPで
前がかりの速攻 フォアもバックも打球点の高い押しこむような攻めができれば
中国TOP陣と互角に戦えることを再び証明した
すぐに 中国首脳陣はロングサーブ戦略をもちだしてきたが(サーブの項)
2020年は中国の伊藤への対応に統一性がなくなっている

10/22
DING Ning・ZHU Yulingは伊藤の速攻にお手上げの感があるし
LIU Shiwen ・WANG Manyuも サーブが効けばそこからの展開で優位に立てる
SUN Yingshaは伊藤の速攻に一番対応できる選手で
現状はお互い決定打がなく拮抗している
まだ伊藤が未勝利のCHEN Mengのみが伊藤の速攻を封じているといえる

11/22
CHEN Mengは 前がかりの伊藤の深いところに
回転を利かせたややループ気味の返球をするなど
伊藤の速攻をやりにくくしている
どっしり構えたラリーはCHENが優位なので 現状最も攻略が難しい
伊藤は基本的にサーブ・レシーブでの優位で勝つタイプだが
その点でもCHENに攻勢をとれていない

12/22
④サーブ
冒頭に掲げた現状の力関係はそのまま
伊藤のサーブの有効度ランクともいえる

かなり優位
伊藤>>DING Ning・ZHU Yuling
やや優位
伊藤>LIU Shiwen・WANG Manyu
ほぼ互角
伊藤≒CHEN Meng・SUN Yingsha

13/22
DING Ningは 直近の試合を見る限り
フォアミドルの下回転系のサーブに合わせられず
3球目以降の伊藤の攻撃を止められなかった

ZHU Yulingは伊藤のサーブのロングとショートの予測が
うまくできない印象で TOP6では一番手こずっている
たぶんZHUの待ち方の癖を伊藤が把握している

14/22
LIU Shiwen・WANG Manyuは
伊藤の主に巻き込みサーブが効いてそこからの速攻で有利
両選手ともバランスがよく穴がないから
サーブの優位がないと 勝つのは難しい
逆にいえば サーブが効く限りは伊藤が勝ちやすいが
両選手とも対策はしてくるだろうから容易ではない

15/22
CHEN Meng・SUN Yingshaには サーブも互角の印象
伊藤のロングサーブは両選手にももちろん有効だが
あまり気にしていないようだ
特に CHENはロングサーブの失点は割り切って
もう1本のショート系を得点して
伊藤のサーブ権を1-1にできれば十分の計算か

16/22
伊藤がSUNに初勝利したときには
SUNのフォア前への巻き込みサーブがよく効いてエースも多く
3球目以降の広角攻撃にもつながった
CHENにはそのショート系がそう効果的ではなく
先手をとれない
試合ごとに 伊藤が効くサーブを探っている印象がある

17/22
また 中国の伊藤へのバック対バック戦術が
2019年のスウェーデンOPで伊藤に対応されてから
伊藤へのロングサーブの徹底戦術もあったが
これもフットワークを強化した伊藤が
回り込んでのフォア強打などで対応できるようになったので
脅威ではなくなった

18/22
⑤結び
現状 CHEN Meng・SUN Yingshaが最強の敵であり
DING Ning戦勝利で見せたフォアのスマッシュ系の精度が
速攻に合わせられるSUNや速攻を封じるCHENにも
変わらずに発揮できることが第一に求められる

19/22
そのためにも サーブ
ロングサーブは現状維持で十分として
ショート系を効かせられるか
特に CHENには フォア前であれフォアミドルであれ
もうすこし効果的なショートサーブが欲しい
五輪までの残り期間でそれを見つけられるかが
大きな鍵になりそうだ

20/22
以上の2点を
当然チームみまもこの休止期間中に強化しているはずだから
東京五輪前に SUN Yingshaに2勝目
CHEN Mengに初勝利をあげるのは時間の問題だろう
もちろん 東京五輪にはどの中国選手が出場しても
伊藤が2連勝できるだろう

21/22
上記を書きためていたら 中国の五輪壮行会に
LIU Shiwen・DING Ning・CHEN Mengが出席との中国報道
代表決定は未確認だがこの3選手とすれば
万が一中国が敗北した場合
DING Ningならば批判はでないが
SUN Yingshaを抜擢して敗因となった場合
執行部が批判される可能性があるからか

22/22
どの国の執行部も体質は同じだろうが
中国首脳も責任論は回避したいところだろう
伊藤にとっては 現状の力関係では
対SUN Yingshaよりは対DING Ningのほうが勝つ確率は高く
望むところだろう



以上 2020/07/05記

追記 2020/10/26
「Playback みま まとめ」 2020/09/18が
この項目の延長線上なので こちらにも掲載

2019年の伊藤を改めて見返して気づいたのは
どの選手でもそうだろうが
体重の乗った前傾姿勢のときは成績がよく
体重が後ろに残っているときは悪い
心理面で気後れして体重が乗り切らない場合もあるし
体調自体が悪くて重心が後ろに残る場合もある

精神面と肉体面と両方が揃って
前傾姿勢が無意識のうちにとれるのが
いわゆる好調時だ
どちらかが欠けると不調に陥る
逆から見ると
前傾姿勢を敢えて意識して整えることで
気後れや体調不良をカバーすることもできるのでは

偉大な選手が常勝を体現できるのは
形勢不利のときも体調不良のときも
そういう修整ポイントをもっているからだろう
会場に鏡が設置してあるわけではないから
試合中の選手が姿勢を客観視するのも難しいだろうが
伊藤の次のステップにつながるにちがいない


2020-10-26 07:00 : 天才・伊藤美誠論 : コメント : 0 :

全日本 10月 ランク凍結中 3

11位 森さくら
ドリームマッチで はじめて石川佳純に勝利(11-8)
バックハンドが強烈で石川が止めきれなかった
11月からはいよいよTリーグのシーズン3が開幕
海外選手が不参加ならば出番は多いものの
森自身が欧州リーグに登録の情報もある
気軽に行き来できる状況ではないが

12位 安藤みなみ
Tリーグに参加していないので
11/11~/15の後期日本卓球リーグ熊本大会が
コロナ禍後はじめての大会になりそう
勝ちあがれば12月にファイナル4もある
日本リーグはどうしても報道が少ないために
動向がわからない

13位 小塩遥菜
11月から開催されるTリーグのシーズン3が
コロナ禍後はじめての大会になりそう
海外選手が来日しない場合
出場機会が多くなるというよりも
マレッツは日本4選手で戦うのだろうか
日本リーグあたりから助っ人があるのかどうか

14位 塩見真希
今回のコロナ禍で最も被害を受けたのがミキハウス勢だろう
Tリーグも日本リーグも不参加だから 実戦の場がない
最も早い大会が年明けの全日本選手権 あれば予選から
近隣の大学や実業団との練習試合を橋渡しする関係者がいれば

15位 大藤沙月
ミキハウス勢は年明けの全日本選手権まで 実戦の見込みがない
ITTFのツアーが早く再開してほしいところだったが
来年はWTTに刷新で 3月まで大会はない
ジュニアカテゴリーも年間30大会をブチ上げていて
大会数自体は増加する方向だが
個別の大会の日程は発表がまだない
2020-10-23 12:00 : 全日本ランキング : コメント : 0 :

全日本 10月 ランク凍結中 2

6位 早田ひな
ドリームマッチは木原美悠・加藤美優に1勝1敗
故障中にワールドツアーが休止となったのだが
顔もからだもやせて 体調はよさそう
フォア強打がオーバー気味だったが
謎ラケットを使用中との指摘あり
師匠の伊藤美誠カーボンのプロトタイプを
もらったのではないのか

7位 橋本帆乃香
Tリーグにも日本リーグにも加盟していないミキハウスは
実戦がいつになるかが大きな問題
ワールドツアー主戦だから国際大会が再開されないことには
身動きがとれない
現状は来年の全日本選手権までは参加大会がない雲行き

8位 芝田沙季
実戦の場がないミキハウスは
男子も含めた実業団や大学クラブと
練習試合の団体戦をやる価値はあるだろう
どうもミキハウスは
練習相手が変化に乏しく感じられる
左利き選手やドライブ型強豪との経験不足
相手のもっと強いドライブ球を日常的に打ち返す必要

9位 木原美悠
ドリームマッチは早田ひなに勝利(11-10)
1Gでは技術的にはなんともいえないが 体調はよさそう
実戦は11月のTリーグから始まるので
どこまで練習をやりこんでおけるか
世界ジュニア選手権も中止が決まり
海外遠征は来年3月までなしか

10位 長﨑美柚
ドリームマッチは出澤杏佳に敗北(4-11)
久しぶりの実戦で異質型はきつかったか
スロースターターなので感覚をつかむ前に終わってしまった
11月のTリーグシーズン3でリベンジか
木下アビエルは主力不在だろうから
フル出場だろう
2020-10-17 07:00 : 全日本ランキング : コメント : 0 :

Twitter 不具合

2020/10/16 8:00 現在
Twitterが1時間以上不具合
タイムライン停止 ツイートもできず
Twitter側の問題だが アメリカ大統領選の関連と推測
一応UPしておく

追記
2020/10/16 10:00 現在
9時ころ?復旧したようだ
2020-10-16 08:39 : 未分類 : コメント : 0 :

全日本 10月 ランク凍結中 1

1位 伊藤美誠
ドリームマッチは予想通り不参加
ナショナルチームの強化合宿が6月下旬から毎月あったようだ
まだ1か月以上空白期間がつづくが
下旬には隔離期間の前乗りで中国遠征に出発だろうから
モチベーションも刷新されたろう

2位 石川佳純
ドリームマッチは森さくらに敗北(8-11)
体調的には良好のようだった
11月には2大会+WTT MACAUが予定されているから
突然忙しくなる
ラケットがビスカリアから張継科ALCに変わったという指摘があり
素人の検索受け売りでは安定性に優れているらしい

3位 平野美宇
ドリームマッチは腰痛のために辞退
その前の強化合宿でもコンディション調整だったようだ
9月中旬にはツイートの全削除あり
彼女の通算4回目くらいで珍しくはないが。
11月に出場予定のITTF Finalsが
コロナ禍後はじめての実戦の舞台で
調子はどうだろうか

4位 佐藤瞳
ドリームマッチは予想通り不参加
7月からのNT強化合宿には参加してきただろう
11月に開催されるITTF Finalsに
日本女子の4番目に選出されている
また エキシビションだが
WTT MACAUも招待されているとの報道があり
そこまで留まるのかどうか

5位 加藤美優
ドリームマッチは早田ひなに敗北(10-11)
1Gマッチだから参考にはならないが 元気そうだった
次の実戦の場は11月からのTリーグか
ITTFの大会と重なることもあって
海外選手は来日が微妙だから フル出場するだろう
海外遠征は来年に仕切り直しのもよう
2020-10-09 12:00 : 全日本ランキング : コメント : 0 :

Tリーグ 新執行部

Tリーグ全体に関しての考察はblog記事
2020/03/31 Tリーグ シーズン2 まとめ その1~2
http://kittyoyaji.blog.fc2.com/blog-entry-1406.html

宮﨑義仁強化本部長に関しての全体的な考察のblog記事
2020/01/26 「声無き声を聴く」 その1~3
http://kittyoyaji.blog.fc2.com/blog-entry-1389.html

①オールスタードリームマッチ

②現場との乖離

③日本代表幻想

④経営面の問題点

⑤シーズン3

⑥日本リーグとの合併

⑦ビジネスセンス
09/23
①オールスタードリームマッチ
コロナ禍の収束度合いの違いがあるとはいえ
8月に催された中国の東京五輪模擬大会とは別世界の感のある
エキシビション大会だった
卓球の観戦や視聴が一般層には浸透していない現実があるから
なんとしても現状打開したい強迫観念があって

ドリームマッチは斜め上のバラエティ化に向かっていた
前体制とは打って変わって
マスコミを動員した話題づくりを展開していたが
打ち上げ花火のような一過性のイベントと
持続こそが力のリーグ制とでは
運営の在り方が異なるが シーズン3はどうなるだろう

松下浩二チェアマンの退任時に
今後は協会との連携を強化すると報じられた折に
懸念されたことが現実となった
協会の星野一朗専務と宮﨑義仁強化本部長が
Tリーグの理事長と理事長補佐を兼務したことで
Tリーグ選手と日本代表との境界が曖昧になった

協会が4月から休止中の日本代表のために試合機会を設けるはずが
クラウドファンディングというTリーグ主催の資金調達に
日本代表が協力する形に変えられた
非Tリーグの伊藤美誠と佐藤瞳が不参加を表明するのは
織り込み済みで名前を挙げて資金調達に利用したのは明らかで
不適切だった
09/24
②現場との乖離
07/14にCFを募集した際に
宮﨑義仁理事長補佐が主役と見紛う紹介文がUPされ
ツイートでは残りの人生を懸けたかのような決意まで吐露して
自分語りに忙しく 主役の選手たちはそっちのけで
ひとり浮いている雰囲気だった
さすがに 8月にはトーンダウンしたが

07/08の星野一朗新理事長の5Gなる新たな理念の表明も
07/14のドリームマッチの発表も
各チーム・選手はあらかじめ内容を知らされていたのかどうか
理解・協力を得たとも見えない、マスコミ向けの熱心なアピールだった
親会社から出向してきた役員が勝手に
現場の社員そっちのけで経営を変革している趣き
09/25
普通に想定されるのは
執行部はチーム・選手にTリーグの窮状を説明してから
CFの協議をして大方の賛同を得る
オファーする予定の日本代表男女選手を除いて
各チームの代表1選手を推薦してもらう
最低でもこの程度の段取りをしてから
発表するのが一般的な組織といえる

理事長補佐のハッスルぶりとは対照的に
オールスター出場の選手やチームは
SNSで最小限の報告をしただけで
新執行部と形式的関係があるだけのような素っ気無さだった
Tリーグ消滅の危機感は薄く
選手やチームはリーグ運営への期待よりは
各々が独自に収益化に取り組んでいる印象

新執行部はチーム・選手と一体となって
地に足をつけた再建策を地道に考える方向へ転換するべき
マスコミを動員して表面的な話題を
演出することばかりに熱心なようだが
レギュラーの試合運営が変わらないのならば
シーズン3も過去2シーズンと同じ轍を踏むだろう
09/26
③日本代表幻想
Tリーグ発足時といいオールスターといい
Tリーグ関係者が具体的に考えるのはTOP陣を網羅することだけ
コロナ禍でもクローズアップされた日本人の同調圧力を背景に
特に日本代表クラスを全員所属させれば
薔薇色の将来が開けるといまだに信じこんでいる

前チェアマンが世界最高峰リーグを標榜して
日本代表が全員所属した男子チームの現状を見れば
「世界最高峰」や「日本代表」にかならずしも
集客力があるわけではないと 誰でも気づくはずだが
男子チームはシーズン1・2と何の工夫も企画もなく
ただ漫然と試合を消化しただけだった
09/27
先日も 前女子日本代表監督でもあった
村上恭和日本生命レッドエルフ総監督が
五輪代表にTリーグ所属の条件を加えるべきという提案をしている
Tリーグの首脳たちは自分たちの無策を不参加選手へ責任転嫁している

スポニチアネックス 2020/07/28 記事

すでに日本代表10選手のうちの8選手が所属しているのに
不参加の伊藤美誠やミキハウス勢を囲えば
劇的に改善すると錯覚している
彼女たちや中国TOP陣が参加しても
一過性の注目を浴びるだけで本質は変わらない
Tリーグはリーグの魅力で一般層を惹きつける努力を怠っている

団体競技とは異なり 基本は個人競技である卓球は
便宜的なリーグ・チームでしかない弱みがある
どうやってTリーグやチームの魅力を構築するか
すでに開幕前から何度も指摘してきたことだが。
Tリーグの首脳たちはまず自前のTリーグの価値を創出しないと
改革も頓挫するだろう
09/28
④経営面の問題点
「松下浩二チェアマン“電撃退任”の真相」
運営の内幕に踏みこんだ唯一の記事
要点
※開幕戦1億円 1試合800万円の経費 初年度収支▲5億円
※試合をすればするほど赤字 負債は数億円

文春オンライン 2020/06/28 記事

「卓球界、衝撃走る。Tリーグ・松下浩二チェアマン、退任へ」
引用
※「3シーズン目から試合運営は各チームにゆだねられるので、
リーグ自体の負担は減り、安定期に入るという見方もあった。」

卓球王国WEB 2020/06/19 記事

前記引用通りならば
それは赤字部門を不振の子会社へさらに委譲すると同じで
各チームは試合運営費の負担で
経費がさらに増加して経営を致命的に圧迫したのは確実
また 肥大化した本部はそれでも黒字転換は難しく
コロナ禍がなくとも シーズン3で万事窮した可能性が高い
09/29
「どうなる!?Tリーグ」
卓球王国9月号 2020/07/21
要点
松下浩二前チェアマン
※1・2年目は投資の時期 3年目から回収する
※それまでは赤字予算 リーグ自体と各チームで40億円規模

チーム側で総予算20億円としても
本部側も20億円 試合運営費を含んでも
明らかに身の丈を越えた経営だろう

要点
村上恭和日本生命総監督
※事業計画でつまずき 数億円のスポンサーが直前で降りた
※年会費の何倍かの分配金があるはずが少なくなった
※コロナ禍でスポンサーが撤退

要点
星野一朗理事長
※コロナ禍もあってシーズン3の運営権は本部が継続
※損失を何年間かで返済しながら チームへ運営権を委譲する

黒字の目途が立つまで運営を本部が担うのは賢明だが
果たして借金を返済できるのかどうか
09/30
卓球王国WEBの
「3シーズン目から試合運営は各チームにゆだねられるので、
リーグ自体の負担は減り、安定期に入るという見方もあった。」
と同主旨の記述があり、
お友達マスコミ人が必死に松下浩二前チェアマンを擁護しているが

そんな希望的観測で済むほど生易しいレベルではない
シーズン3も松下体制を継続していれば
収支マイナスが必至である上に コロナ禍が追い討ちをかけて
取り返しが不可能な致命傷を負ったのは確実
松下浩二前チェアマンは何の根拠もなく
シーズン3からの利益化を当然視していたようだが
10/01
⑤シーズン3
コロナ禍が終息しないなか
Tリーグの前期日程も決定したが
年内の試合は無観客で 当然入場料収入は発生しない
冬季はインフルでもコロナと大騒ぎして
世間は自粛モード再燃の惧れも十分ある
シーズン3の前途多難は明らか
仮にコロナ禍がなかったとしても

運営を抜本的に改革しないと シーズン3以降の黒字化は難しい
本来は収入が一旦機構本体に集約される構造から
常識的な経営をしていれば
本部自体の黒字達成はほぼ確実だったはずだが
本部予算が推定20億円という、ありえない肥大化で
赤字体質になってしまった

星野理事長・宮﨑理事長補佐の新執行部は
マスコミを利用したアピールをするほかに
組織を抜本的に改革して 収益化する能力があるのかどうか
本部予算の推定20億円(チーム予算20億円は別)を
試合の運営経費を含めても
10億円以下に削減しないことには
赤字体質を脱却できないだろう
10/02
より深刻な問題は
2021年のシーズン4からの収支を借金返済も含めて
最低でもトントンにできる展望が開けるのかどうか
シーズン3の収支もマイナスで
シーズン1・2分の負債への上乗せになるなら
シーズン4はさらに厳しい状況に追いこまれる

⑥日本リーグとの合併
シーズン3もマイナス収支なら
日本リーグへの移譲が最善だろう
負債をどう処理するかはわからないが
シーズン4で損失がさらに増大したあとでは
引きとることも難しくなる
日本リーグに吸収合併してもらうことが
Tリーグの生き残る道と 自分は考える

日本リーグに収益化の企画力があるとは見えないが
採算のバランスをとる能力はこれまで培ってきている
Tリーグの本部予算が試合運営も含めて推定20億円
これを黒字体質に転換するのは大ナタを振るう必要
Tリーグの一般社団法人を解体して
必要部分だけを移す荒療治が最適解だろう
10/03
海外選手も含めて選手数の削減や会場の見直しなどの経費節減策もある
ただし 日本リーグと似たり寄ったりになっては存在価値がないから
日本リーグ執行部が新Tリーグの構想を
どういうレベル・規模で運営するのかしっかり再検討する
これらは日本リーグへ移譲された場合の仮定の話で

現状は 星野一朗理事長・宮﨑義仁理事長補佐体制で
どこまで挽回できるかにかかっているが
時間的猶予はシーズン3・4までが限界だろう
それまでに収益化が実現できるか手腕が試される
協会の仕事と異なることは
実績が収支の金額ではっきり見えることだ
10/04
⑦ビジネスセンス
卓球人には資金を増やすという発想があるのかどうか
スポンサーからの資金提供は卓球に全部使って終わり
そういう卓球人生を送ってきた元選手ばかりだろう
しかし ビジネスは1000万円支出したら1000万円+αに
増やすことで成立する
しかも +αも通常は金銭でだ

この1000万円の元金を1100万円なりにする
金銭を増やすことがどれほど大変か
卓球に限らず多くのスポーツ選手は経験がないに等しい
そういうスポーツ選手がビジネスに手を染めると
ずる賢い取り巻き連中に知名度を利用されて
挙句借金を背負わされて破産する
珍しくもない光景だ

卓球の素人が全国大会に出場しても勝てないことは
元卓球選手ならばわかり切っているはず
であるならば 彼らは
ビジネスの素人である自分たちがビジネスで儲けられないことも
理解できそうなものだが
なぜか自身にはビジネスセンスがあると信じこんでいる



追記 2020/10/04
2020/07/19の卓球協会理事会において
Tリーグのドリームマッチに対して
「共催として大会費用の一部の支出および賛同する日本代表選手の派遣協力を行なう。」
と決定していた(自分は恥ずかしながら09/26に知った)
マスコミは見た範囲では 共催にも資金提供にも一切触れていない

Tリーグの資金調達に協会が資金提供するのはどうかと自分は思うが
Tリーグは協会の援助を仰ぐほど運転資金に窮しているのだろうか

卓球協会 臨時理事会 報告

2020-10-04 07:00 : Tリーグ(長文) : コメント : 0 :

世界ランク 9月 凍結中 その2

12位 WANG Yidi
東京五輪模擬大会は
CHEN Mengを倒しての第3位は立派
2019年からの好調を維持している
派手さはないが左右の守備が広く 堅実
CHENはWANGのサーブの回転がよく読めなかったようだった

13位 CHEN Xingtong
東京五輪模擬大会は
QFで 第3位になったWANG Yidiに敗北
2019年中にWANGと立場が逆転した印象
CHENはダブルス巧者でもあり そつはないが
TOP陣と比較すると 平均点ばかりで
もうひとつ何か強みが欲しい

18位 HE Zhuojia
東京五輪模擬大会は
2回戦でカット型のLIU Feiに敗北
仮想・伊藤美誠といわれるが
この大会では
逆チキータを使うなど 意識して伊藤に似せていた
極めつけはヘアスタイル
おでこをだしたお団子はみまスタイルそのものだった

21位 QIAN Tianyi
東京五輪模擬大会は
QFでCHEN Mengに完敗
第2集団としては順当としても
シニアではもっと力強さが欲しい
伊藤美誠たちと同じ2000年生まれだが
まだジュニアの雰囲気がある
来年もう一段階UPできるか

40位 GU Yuting
東京五輪模擬大会は
QFでWANG Manyuに敗北
第2集団としては順当ながら
貴重な左腕として もっと上位を望まれているのでは
DING Ningの後継者は恐れ多いが。
レシーブがいまひとつで
パワーラリーになかなかもっていけない

61位 ZHANG Rui
東京五輪模擬大会は
2回戦でCHEN Xingtongに敗北
第2集団ギリギリの立場としては順当ながら
今年23歳で 後輩たちにどんどん追い抜かれてしまった
今後の上がり目は見当たらず
第3集団に取りこまれてしまうか
2020-10-03 12:00 : 世界ランキング : コメント : 0 :
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kittyoyaji

Author:kittyoyaji
一般にその競技が好きな人は男子を見て
レベルの劣る女子はついでだそうな
一方で 女子メインの少数派もひっそり存在するらしい
自分はそのひっそり派で しかも
まったくの素人です

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