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東京五輪代表選考考 付録

〇付録
宮﨑義仁強化本部長への10の質問

質問
1 伊藤美誠(シングルス選出1)
2 平野美宇(シングルス選出2)

3 佐藤瞳(カット型除外)
4 芝田沙季(右利き3人目除外)
5 加藤美優(右利き3人目除外)
6 橋本帆乃香(カット型除外)
7 石川佳純(左利き1人目)
仮に上記の場合
団体要員は石川選手が選出される
この選出は公平なのでしょうか?

質問
五輪代表選考基準2に
カット型の3番手除外・右利き(左利き)3人目の除外を
明文化すべきではないでしょうか?
これほど選手への影響が甚大な条件は
オープンな場で執行部の責任を明確にすべきで
密室の話し合いで適用されるべきではありません 

質問
人数の多い右利き選手たちはどれほどランクが高くても 2枠に制限を受け
3分の1程度の数の左利き選手たちはどれほどランクが低くても 1枠が確保される
この競争が平等である根拠はなんでしょうか?

質問
確実に選出される左利き1番手選手は
具体的に 日本女子何位まで救済されるのでしょうか?
10位内ですか 20位内ですか?

質問
リオ五輪の団体要員は日本女子3位ならカット型選手も代表に選出されたのに
カット型選手が日本女子3位に手が届く位置まで来た東京五輪は 選考から除外される
この変更の理由を教えてください

質問
リオ五輪団体戦 日本チーム
石川佳純(左)シングルス2点 福原愛(右)/伊藤美誠(右)ペア
石川選手がいるにもかかわらず 右左ペアのセオリーを無視したチーム戦略に対しての
見解を教えてください

質問
リオ五輪団体戦 ドイツチーム
SOLJA Petrissa(左)シングルス2点 HAN Ying(カット型)/SHAN Xaona(ペン・ドライブ型)ペア
左利き選手をダブルスに起用せず カット型とドライブ型を組ませたセオリー無視の
チーム戦略に対しての見解を教えてください


2019/10/27 追記
「東京五輪代表選考考 その7」での訂正に準じて
事実誤認の前提なので 削除訂正しておきます
申し訳ありません

質問
右左ペアでないと団体戦を戦えないというのは
単に指揮する監督の能力が低いだけではないですか?
村上恭和元代表監督が復帰すれば
右左ペアでなくとも問題ないでしょう

質問
カット型や同一利き手3人目の除外を著作で公表したことで 排除される選手たちには
選考争い以前にすでに 精神面へ不安という大きな負担を強いられました
優遇される選手との この大きなハンデ戦は公平といえるのでしょうか?

質問
結局 全選手の結果を数値化した世界ランクの前では
ある意図をもった選考条件はその不自然さが際立つだけではありませんか?
現協会執行部がその不自然さをもちこたえられるとは 思えませんが














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2019-02-23 07:40 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その10

⑧結論
もっとも 無力な無名人があれこれ指摘したところで 外野席の見物人が騒いでいるだけであって
協会執行部は自分たちのやりたいようにやれるわけだ
あるいは 2018年の世界選手権の代表選考が批判もなく無風で済んだので
楽観視しているのかもしれない

カット型や右利き3番手を簡単に除外するやり方は
短い選手生活に人生を懸ける選手たちと選考の重みが違いすぎる
代表選考は たぶん協会執行部にとっては 体育祭や文化祭と同じ年中行事でしかなく
五輪ですら4年に1度の恒例行事にすぎないのだろう
そんなルーティンワークの気楽さをこの切り捨て方に 筆者は感じるが
当事者の選手や関係者はどう感じるだろうか

1 伊藤美誠(シングルス選出1)
2 平野美宇(シングルス選出2)

3 佐藤瞳(カット型除外)
4 芝田沙季(右利き3人目除外)
5 加藤美優(右利き3人目除外)
6 橋本帆乃香(カット型除外)
7 石川佳純(左利き1人目)
仮に上記の場合 団体要員は石川が選出される

筆者が除外される3選手の所属するミキハウスの社長なら猛抗議するところだし 
該当選手ならなおさら黙ってはいられないだろう
しかし 実際の選手はSNSなどで協会を批判するのは控えるべきと 筆者は考える
たとえそれが正論であっても「文句をいっていないで 練習して選ばれればいいじゃないか」式の
非難や中傷が何倍にもなって返ってくるのは目に見えている
選手の代わりに 選手の所属チームの母体企業が異議を唱えるほうが望ましいが
選考結果が出る前に 仮定の話で抗議するのも公式には難しい

かといって 結果が出たあとでは 事実上抗議は不可能だろう
何より選出された選手を動揺させるために 非難されるのは確実だし
スポーツ仲裁機構に申し立てをして たとえ選考が無効になったとしても
あらためて選考し直せば かえって大混乱になってしまう

さらに 2015年の世界選手権代表選考に対して抗議したミキハウスの
その後の冷遇ぶりを見れば 関係者たちも口をつぐむほうを選ぶだろう
(ミキハウス所属の佐藤瞳は日本ナショナルチーム選手にもかかわらず
2018年の世界大会代表に1度も選出されなかった 空き枠があっても招集されなかった)

これからの1年を 優遇される選手はこれまで通りやればよいとして
除外を明言された選手たちはその不安に耐えていくのだ
実際の選考以前に 代表争いを目前にしてすでに 彼女たちの精神面に大きな負担を強いられた
宮﨑強化本部長がそれを意図したとは考えないが
スタートから精神面の大きなハンデ戦は平等な競争といえるのかどうか

2018年 女子レスリング・アメリカンフットボール・ボクシング・女子体操と
一部の有力指導者が独断専行して 他の者が何もいわない、
マイナー競技のあり方があれほど非難を浴びたのに 同じやり方を繰りかえすのでは
卓球もまたマイナー競技に逆戻りするだろう

選手も関係者も無言を貫くとすれば 誰かが声を上げる必要があるのだろう
卓球の経験もない素人の筆者は
blogやtwitterでスポーツ関連の妄想を書き散らかして面白がっているだけだが
今回ばかりは多少の使命感に駆られたとしても 卓球の神様のバチは当たらないだろう

言葉というものは
権威者や有名人が発したから残るのではない
真実の言葉は
誰にも打ち消すことはできず 真実であるかぎり生き残る
その発言者がたとえ無力者や無名人であっても

この項おわり 付録

この項目では 実在の選手を挙げています
A選手B選手では理解の妨げになるので 実名にしましたが
もちろん 選手本人や所属先と筆者及びこのblogとは何の関係もありません 念のため

追記 2019/03/08 その11とその12を追加掲載しました
追加 その11




2019-02-23 07:30 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その9

⑦賢者の知恵
繰りかえしになるが
⑥冒頭の自己引用
「基準2 団体戦代表1名
基準1の代表候補選手とダブルスが組め、団体戦でシングルス及びダブルスにて活躍が期待できる選手1名

この基準2は 基準1と異なり 裁量そのものの基準である
筆者が素直にこの条文を読むと
シングルス代表に決定した選手2名と過去にダブルスを組んだ成績や相性などを考慮
また 候補選手自身のダブルス成績やシングルス成績も考慮して 1名を選出する
と解釈できる
筆者は自分の解釈において この基準2は十分評価できるし
後述の世界ランク日本女子3位の機械的な適用よりも優れていると認識していた」

しかし 代表選考の実質的な責任者である宮﨑強化本部長の
選考基準2の解釈(宮﨑義仁著「日本卓球は中国に打ち勝つ」166P~170P)
※1 右右(左左)ペアは除外する
※2 カット型/ドライブ型は除外する
団体戦ダブルスは右左ペアに限定(カット型が1位か2位でなければ)
基準2をどう解釈すればその条件になるのか筆者には理解不能な宮﨑案の
根拠の脆弱さを指摘してきたわけだが
卓球経験のない素人の筆者でもこの程度の反論ができるのであれば
もっと詳しい経験者たちはより的確な反証ができるはずだ

実のところ 2019年1月の選考基準の公表に合わせて
宮﨑案にもマスコミの言及があるだろうと 筆者は予想していたがまったくなかった
記者たちはそもそも読んでいないのだろうか
基準2の解釈として宮﨑案が物議を醸す内容であるのは 一読すれば直観できるのだから

たぶん 宮﨑案は 2020年1月の代表決定が近づくにつれて
内容を理解しはじめた排除される側から問題視される状況になるだろう
前述したように 裁量判定はそれ自体 反論がいくらでも成立する
その反論をものともしない妥当性がこの案にあるとは 筆者は到底思えない
東京五輪代表の選考だけに 大きな波紋が生じることも予想される
2015年の世界選手権代表選考では 「エリートアカデミー考」 その5
選考結果を巡ってミキハウスが抗議して 国会審議にまでとりあげられる騒動に発展した

協会はこのまま成り行きに任せていくのだろうが 前回はどうだったろうか
リオ五輪の代表選考基準も 記憶では基準1も2も今回と同じ文面だった
(基準にする世界ランクは2015年9月発表で リオ五輪の1年前)
しかし 当時の村上恭和女子代表監督は
団体要員も世界ランク日本女子3位を選出する意向を事前に表明していた
このため 2015年5月に平野早矢香とのランクが逆転した伊藤美誠が同年9月に自動的に選出された

もしも このときに選考基準2の文言のままの裁量判定であったら
シングルス代表の石川佳純のダブルスパートナーである平野の選択肢もあった
伊藤はまだ14歳の中学生で 石川とも福原愛ともペアの経験がなかった
しかし 平野を選出すれば 平野を抜いて日本3番手を確保した伊藤を推す側から反論が出ただろうし
5月に逆転したばかりの伊藤を選んでも 経験のある平野を推す側から反論が出ただろう
事前に(もっとも妥当性があると多くの人が納得する)世界ランクに従うと 村上元代表監督が表明したことで
伊藤に決定しても 14歳の中学生選手の経験不足をあげつらう声は出なかった

村上元代表監督にすれば 前述の世界選手権代表選考の騒動で
自身も代表監督の責任を問われた前例に懲りて 再度の紛糾を避けたかっただけかもしれないが
筆者はそれは「賢者の知恵」だったと思う
結局のところ 世界ツアーに参加する全選手の全試合結果を数値化した世界ランクの前では
ある意図をもった選考条件は その不自然さが露呈して強調されるだけだ
現執行部がその不自然さをもちこたえられるとは 筆者は思わない

前回にならって今回も 選考基準2はそのままにして
馬場美香代表監督が世界ランクの日本女子3位を団体要員にすると「賢者の知恵」を発揮すれば
代表選考は波風立たずに終わるだろう

つづきはその10




2019-02-23 07:20 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その8

⑥東京五輪代表 選考基準 2 つづき
宮﨑案(宮﨑義仁著「日本卓球は中国に打ち勝つ」166~P170P)の
基準2の団体要員に関しては
※1 右右(左左)ペアは除外する
※2 カット型/ドライブ型は除外する
団体戦ダブルスは右左ペアに限定という考え方に対して
前章では 実例の反論をしたけれども
ダブルスペアは 選手個々の能力・相性の比重が大きいのであって
右左ペアの優位性は認めるとしても 単に利き手を右左にそろえれば
どのペアでも優位に立てるのではない

平野美宇(9位)/石川佳純(3位)ペアと伊藤美誠(7位)/早田ひな(42位)ペアの成績を比較してみればよい
両方とも右左ペアだが 平野/石川のほうが個々の順位が高いペアなのに 実績は芳しくない
むしろ 伊藤/石川あるいは平野/早田のほうが過去の成績がよい
石川・平野はシングルス向き選手であって ダブルス巧者ではなく
伊藤・早田はふたりともダブルス巧者なのだ
早田ひなは佐藤瞳とのペアでも短期間であったが好成績を上げている
単なる利き手の右左の組み合わせよりは ふたりの選手がダブルス巧者かどうかのほうがよほど重要なのだ

それはカット型にもいえて HAN YingやSUH Hyowonほかはドライブ型と普通にペアを組んでいる
佐藤瞳や橋本帆乃香がドライブ型とペアを組めないのかは 協会主導で試せばよいのであって
何もしないで代表選考から除外するのは むしろ協会の怠慢なのだ
そうはいっても 現実問題として団体戦にカット型が加わること ダブルスを組むことを不安視する
卓球経験者は多いかもしれない 筆者も不安はある

しかし それは 3番手に入ったカット型選手に非を負わせて排除するべきではなく
4番手以下の選手たちの実力不足を嘆くべきなのだ
マラソンの代表選考レースで全くの無名選手が優勝した途端に
あんな弱い選手では駄目だと選考外を主張する輩は人間性を疑われるだろう
強いものが3番手になるのではない 3番手になったものが強いのだ by ベッケンもどき

見方を変えて 第1章で挙げたS1~A2までの日本女子(実質的な代表選考参加選手)の比率は
カット型4選手 残り12選手の右利き:左利き 9選手:3選手
左利き選手が1~3位を独占する可能性はほぼないのに対して
右利き選手が独占する確率は相当高い

つまり 右左ペア限定とは 右利き選手はどんなにランクが高くても最大2名に抑えて
左利き選手はどんなにランクが低くても 1名を確保するということだ
本来なら トップ16選手ほどが 右利きも左利きもカット型もドライブ型も
同じ土俵で優劣を競うのが代表選考であるべきなのに
カット型は1位か2位とハードルを高く限定され
右利き選手はどんなにランクが高くても最大2枠を9名で競うのに対して
左利き選手はどんなにランクが低くても最低1枠を確保されて 3名で競うだけだ
これが公平であるというのは相当無理があると 筆者は思う
宮﨑強化本部長は機械的に選べば公平だと思いこんでいるようだが
その条件自体が恣意的なものならば 機械的に選ぼうが公平は保証されない

にもかかわらず なぜ右左ペアに限定して(しかもダブルス巧者かはまったく考慮しない)
カット型選手の3番手除外と左利き選手の1枠確保を至上命題とするのか
2018年8月時点の日本女子順位(同書168ページ)
1位石川佳純(左) 2位伊藤美誠(右) 3位平野美宇(右)が理想的という判断が先にあって
それを確固としたものとするために 後づけで条件を当てはめたと考えるのが妥当だろう
その魂胆が宮﨑強化本部長にあったとはいわないが
本人も意識しないまま選考条件を考えている間に無意識の願望が現われたことは充分推測できる

つづきはその9


この宮﨑案の深層の動機として
左利き選手枠(ダブルス要員ながらダブルス能力を問わない)の確保は 誰を優遇するものか
3番手に1番近く逆転の可能性がある佐藤瞳を除外するカット型排除は 誰を優遇するものか
いつもの筆者ならば妄想をふくらませるところだが 焦点がぼけてしまうのでここでは言及しない
今回は宮﨑案自体が公平なのかを問うている(深層の動機は今後の課題に残しておく)






2019-02-23 07:10 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その7

⑥東京五輪代表 選考基準2 つづき
宮﨑案(宮﨑義仁著「日本卓球は中国に打ち勝つ」166P~170P)では
1 伊藤美誠(シングルス選出1)
2 平野美宇(シングルス選出2

3 佐藤瞳(カット型除外)
4 芝田沙季(右利き3人目除外)
5 加藤美優(右利き3人目除外)
6 橋本帆乃香(カット型除外)
7 石川佳純(左利き1人目)
仮に上記の場合 石川が団体要員に選出される

この選考の根拠は前記の
※1 右右(左左)ペアは除外する
※2 カット型/ドライブ型は除外する
団体戦ダブルスは右左ペアに限定という考え方にある
しかし 右左ペアが他ペアを排除できるほど金科玉条の定説なのだろうか

※1 右右(左左)ペアは除外する
リオ五輪団体の日本チームは 石川佳純(左)・福原愛(右)・伊藤美誠(右)
宮﨑案では石川がどちらかと組む しかし 実際は福原/伊藤ペアだった
当時(宮﨑義仁は強化本部長ではない)の村上恭和女子代表監督が
セオリーを無視した非常識な監督だったのか

2016年 石川はもっとも安定して強く 中国選手以外には負けない予想ができた ダブルスは得意ではない
福原は石川よりもシングルスは弱いが ダブルス巧者
伊藤はまだ15歳でシングルスでは3番目 しかし ダブルスでは第1人者
石川をシングルス2点のエース 福原/伊藤は右右ペアでも機能する シングルス2点起用は不安
現実に 団体シングルスは石川5戦全勝 福原1勝2敗 伊藤2勝1敗だった
筆者は村上案がベストの組み合わせだったと判断するし 石川のダブルス起用はありえなかった

※2 カット型/ドライブ型は除外する
リオ五輪団体戦準決勝 日本チームを破ったドイツチームは

HAN Ying(7位 2016年8月) SOLJA Petrissa(15位) SHAN Xiaona(21位)
宮﨑案では カット型のHANが世界ランク何位にいるかも不明のカット型2番手と組む
あるいは SOLJA(左)/SHAN(右)で ほかの組み合わせはありえないのだが
実際は HAN/SHANのカット型/ドライブ型(ペン型)だった
当時のドイツ監督もまたセオリー無視の非常識監督だったのか


SOLJAは21歳で若く ランクもドイツ女子2番手だったが 伸び盛りでシングルスは強い
HANはカット型で シングルス2戦はスタミナ面の不安もあったろうし SHANとのペアが強かった
筆者はドイツ監督の組み合わせがベストだったと判断する


2019/10/24 追記
もう遅すぎての訂正だけれども リオ五輪の新たな項目を書きだして気づいた
筆者のまったくの勘違いで リオ五輪のドイツチームのダブルスを間違っていた
SOLJA Petrissa/SHAN Xiaonaが正しく
その後世界ツアーなどで見ていたHAN Ying/SHAN Xiaonaと思いこんでいた
結果 筆者の展開したカット型+攻撃型の有効性の論拠はまったく消失した
慚愧に堪えない
(この削除部分以外の論旨はそのままで通じると判断)
追記おわり

つまり 理想の組み合わせに嵌めこむために選手をあらかじめ除外するのとは反対に
選ばれた選手の相性や能力に合わせて組み合わせているのだ
両監督とも右左ペアの定説などたいして重要視していないのであって
右左ペアが他ペアを排除できる優位性があるわけではないことを証明している
現執行部が右左ペアでしか戦えないのならば 村上元代表監督が再登板すれば済む話だ
後述のように3番手は世界ランクの日本女子3位の条件だけで リオ五輪を戦ったのだから

つづきはその8


2019-02-23 07:00 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その6

⑥東京五輪代表 選考基準2 つづき
前記の「日本卓球は中国に打ち勝つ」の抜粋をまとめると
※1 右右(左左)ペアは除外する
右利き選手が1・2位の場合 右利き選手は3位でも除外する(左利きの場合も同じ)
※2 カット型/ドライブ型は除外する
カット型選手は3位でも除外する 逆に2位までに入れば団体要員はカット型
つまり 団体戦ダブルスは右左ペアに限定(カット型選手が1位か2位でなければ)
1・2位に選出された選手の個々のダブルス歴などまったく無関係に
単純に利き手の区分だけで団体要員を機械的に選ぶということ

上記を読んで ダブルスは右左ペアが有利という卓球界の常識通りだから妥当と納得する人も多いだろう
抽象的な言葉ではそう理解されるが 具体的な事例となるとどうか

2019年1月
1 石川佳純
2 伊藤美誠
3 平野美宇
4 佐藤瞳
5 芝田沙季
6 加藤美優
7 橋本帆乃香
8 長﨑美柚
9 安藤みなみ
10早田ひな

2020年1月
1 伊藤美誠
2 平野美宇
3 佐藤瞳
4 芝田沙季
5 加藤美優
6 橋本帆乃香
7 石川佳純
8 長﨑美柚
9 安藤みなみ
10早田ひな
仮に上記の場合(筆者が石川佳純を1位から7位に下げた)

1 伊藤美誠(シングルス選出1)
2 平野美宇(シングルス選出2)

3 佐藤瞳(カット型除外)
4 芝田沙季(右利き3人目除外)
5 加藤美優(右利き3人目除外)
6 橋本帆乃香(カット型除外)
7 石川佳純(左利き1人目)
団体要員は石川が選出される

さきの文言を妥当と納得した人のどれだけが この選考を妥当と納得するのだろう

つづきはその7
2019-02-23 06:50 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その5

⑥東京五輪代表 選考基準2
基準2 団体戦代表1名
基準1の代表候補選手とダブルスが組め、団体戦でシングルス及びダブルスにて活躍が期待できる選手1名

この基準2は 基準1と異なり 裁量そのものの基準である
筆者が素直にこの条文を読むと
シングルス代表に決定した選手2名と過去にダブルスを組んだ成績や相性などを考慮
また 候補選手自身のダブルス成績やシングルス成績も考慮して 1名を選出する
と解釈できる
筆者は自分の解釈において この基準2は十分評価できるし
後述の世界ランク日本女子3位の機械的な適用よりも優れていると認識していた

ところが まったく異なる解釈が提示されたのだ
(ここからは 宮﨑義仁著「日本卓球は中国に打ち勝つ」(とくに166P~170P)を読んで
閲覧者個々人が自分の考えをもって 読み進めてほしい
ここに書いてあるから同調するのでは判断放棄している)
宮﨑義仁強化本部長は代表選考の実質的な責任者と 筆者は認識しているが
卓球協会が代表選考基準を公表した2018/09/22直後に
役職名で同書を発売しているのだから 当然代表選考もこの解釈で行われるのだろう

長くなって恐縮だが 重要な文章なので正確を期しておく
引用
 まず代表3人のうち、2人までは世界ランキングの上位から2人を選ぶ。そして3
番目は、その2人のどちらかとダブルスが組める人だ。上位2人がともに右利きな
ら、左利きで最上位の人を選ぶし、上位2人が左利きなら、次は右利きで最上位の人
を選ぶ。上位2人の利き手が左右に割れていれば、ランキング3番手の人を選ぶ。
 もうひとつ、私たちは、「カットマンと攻撃マン(ドライブを得意とする攻撃型の選手)
はダブルスを組ませられない」という考え方を持っているので、上位2人のうちひと
りがカットマンであれば、3人目はカットマンである可能性が高い。上位2人が攻撃
マンであれば、3人目も攻撃マンである可能性が高い。
 このように、ある程度は機械的に選んでいかないと、不公平が生じる。


つづきはその6






2019-02-23 06:40 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その4

⑤東京五輪代表 選考基準1
日本卓球協会の公式HP内 各種選考基準からのPDFで PDF
確認していただくとして
リオ五輪の選考基準が検索にかからず 確認できないが
記憶では シングルス・団体戦とも同内容だった
要約
基準1 シングルス代表2名
2020年1月発表の世界ランキング日本人上位2名
基準2 団体戦代表1名
上記の1.代表候補選手とダブルスが組め、団体戦でシングルス及びダブルスにて活躍が期待できる選手1名
3 混合ダブルス代表1名
上記1.2.代表候補男女各3名の選手の中で、最高のペアリングと思われる混合ダブルスペア1組
(この項目では3の考察は省略する)

基準1 シングルス代表2名
2020年1月発表の世界ランキング日本人上位2名(正式にはITTFがランキング準拠の基準を発表と記憶する)
これは裁量の余地のない基準だが この基準よりも優れた基準があるのかどうか
たとえば 石川佳純と伊藤美誠と 日本の最強女子を決めることはなかなかの難問である
なぜなら 評価する人によって 基準が全日本の成績であったり 世界大会の成績
対中国選手の勝利数 2選手の直接対決 期間は直近1年間か現在までの通算かなど
ひとりがある指標を提示しても 別の人が違う指標をもって反論していれば
とてもまとまらないだろう

そこで ITTF主催大会に参加する世界各国の選手たちが全員登録していて
毎月実施される膨大な数の試合の全選手の結果を数値化している、
もっともサンプル数の多い世界ランキングが もっとも妥当性があるという理由で
多くの人の同意を得るだろうと結論される よって
石川佳純3位 伊藤美誠7位で 日本最強女子は(2019年1月現在)石川とする

筆者は「中国地雷考」で  「中国地雷考 総計編」その6~7 2018/11/26
大会のトーナメントドローの陰謀論を展開しているが それでも 世界ランクは尊重せざるを得ない
世界ランクは 実際に各選手の強さを正確に計測している優れた基準というよりは
万人に対して妥当と認める人がもっとも多いと考えられる基準なのだ
だから 世界ランクを基にした裁量の余地のない この選考基準1も大多数が納得するだろう

つづきはその5


2019-02-23 06:30 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その3

③T2 Diamond
五輪代表選考争いに大きな影響を与えるであろう2要素のひとつが
今年開催されるT2 Diamondである  「T2 Diamond考」 その8 2019/02/01
簡単にまとめれば 世界ランク計算の基礎になる対象8大会の合計ポイントに
T2 Diamondの獲得Pが上乗せ加算できるというのだ
開催予定の3イベントすべてに出場できれば 初戦負けでも
400P×3回=1200Pが合計Pに加算できるのだから
世界ランクに大きな影響がでると想定される

このイベントへの出場資格が 世界ランクではなく ツアースタンディングPを基礎にするので
今年の成績のみが対象になり 日本女子にとって公平ではある
(宮﨑義仁強化本部長によると 本人が尽力したそうだ)
「T2 Diamond考」では 誰に有利かは判断保留にしたが
従来のランキング制度よりも大きな加点が可能になったことで 大きなP差をひっくり返しやすくなる
A2選手のほうが恩恵を受けやすいだろう
このため 選考争いは12月のグランドファイナルまで確定がもちこされると 筆者は予想している
T2 Diamondは外圧の不確定要素だが もうひとつはいわば内圧といえる

④エリートアカデミー
エリートアカデミーの問題点は 「エリートアカデミー考」 その1~8 2019/02/15
で言及したように 代表選考の場に登場して たびたび不可解な選考結果をもたらした
筆者は 育成の成果よりは代表選考への弊害が大きくなったと判断して
エリアカの卓球部門の閉鎖が適切と結論した
設立目的の本丸である東京五輪の代表選考にも絡んでくる事態が充分予想される

以上の2要素の影響も想定内に置いて 本論の選考基準に移る

つづきはその4
2019-02-23 06:20 : 東京五輪 : コメント : 0 :

東京五輪代表選考考 その2

②参加資格
2019年の1年間で繰りひろげられる代表選考争いに
公式の参加条件があるわけではないが 現実的には
前記のA2以上 つまり世界ツアーにほぼ全部参加できる選手に限られる
今年全ツアーに参加予定の選手があれば さらに増える

列記した16選手はよーいどんのスタートだが
卓球ファンや一部マスコミの論調でも たとえば
世界ランク3位(2019年1月)の石川佳純とA2の選手とは4000P以上の差があるから
石川の代表はほぼ確定という声がある
それだけの実力差があるという理由なら まだ合理的だけれども
ポイント差を根拠にするのは事実誤認といえる

レーティングPという生涯Pがあった旧ランキング制度ならともかく
2018年からの新制度は ポイントが1年で消滅する(世界大会などの例外はある)
2018年世界選手権団体のポイントのみが 2020年1月のランクに反映するだけで
(伊藤美誠2000P 石川佳純1750P 平野美宇1500P 早田ひな250P)
その他の大会Pは今年中にすべて更新されるから 現在Pの低いA2選手にハンデはない
具体的には 世界ツアーの各トーナメントで 石川よりもひとつ多く勝っていけば
10月頃には世界ランクは逆転するはずだ
これは机上の計算ではなく 現実の話だ

さりながら 現在ランク上位選手は世界ツアーとは別カテゴリーの世界大会の出場がある
4月の世界選手権個人出場選手 石川佳純 伊藤美誠 平野美宇 佐藤瞳 最終選考会優勝者
の5選手は高ポイントの大会が加わるので 有利になる
さらに 石川佳純・平野美宇はアジアカップ・ワールドカップの2大会が加わるから有利さが増す
ただし これまでの世界大会は初戦敗退でも高Pを獲得できたのが
2019年からの新配点は下の順位は低くなったので 有利さの度合いは減少した

以上の前提で選考争いがスタートしたとはいえ
大きな影響を与えかねない別に不確定要素が存在する

つづきはその3



2019-02-23 06:10 : 東京五輪 : コメント : 0 :
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kittyoyaji

Author:kittyoyaji
一般にその競技が好きな人は男子を見て
レベルの劣る女子はついでだそうな
一方で 女子メインの少数派もひっそり存在するらしい
自分はそのひっそり派で しかも
まったくの素人です

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